【愛知本部店】世界に誇る安心で安全なクーペカブリオレ 「ボルボC70」
今回ご紹介するクルマは、2006年に同モデルの2代目として登場したフル4シーター クーペカブリオレ「ボルボC70」です。
このモデルは、先代のクーペ「ボルボC70」とそのオープン版となる「C70カブリオレ」を一つにする形で登場しました。
それまでの角張ったデザインが特徴的であったボディに流麗なデザインを新導入し、よりクーペらしさを演出。クーペ時には美しい弧を描いたルーフラインが印象的です。
屋根にはスチール製の3分割開閉式電動ハードトップが採用され、30秒足らずで開閉可能。オープン時に気になる風の巻き込みやノイズも窓を閉めることで軽減し、快適な室内空間を実現します。
また、オープンカーでも安全なクルマとして、ボルボの真骨頂である安全機構技術がふんだんに盛りこまれました。
特徴的な装備として、カブリオレとしては世界初となる側面衝突時や横転時に対応した「ドア内蔵型 カーテンシールドエアバッグ」を採用。
後方からの追突対策として、リアに補強メンバーが採用されています。また、追突時には後方の飛来物から乗員を保護するために、「ROPS」というU字型のプロテクションバーが展開するシステムの導入。コンパクトなエンジンを横置きにすることで衝撃干渉空間を設けるなど、オープンモデルとしてトップレベルの安全性を誇っています。
テールからノーズにかけてスーッと流れるボディラインが特徴的で、そのリアビューからは上品さ、大人らしさを感じます。
運転席のシートには長時間座っていても疲れないような座り心地の良いシートが用意されています。
「フリーフローティングセンタースタック」が特徴的な北欧独特のカンジナビアン・デザインが高級感や上質感を演出しています。また、スイッチ類もシンプルで扱いやすい印象です。
リアシートには角度のついたバックレストが備わり、後席にもしっかり配慮されている印象です。座り込んだ時の横空間の広さや膝まわりのゆとりある空間は、他の4シータースポーツにはないボルボ独自の魅力を感じます。
搭載されているエンジンは「L5・DOHC/2.434cc」のガソリンモデル。最高出力140ps/5000rpm・最大トルク22.4kg・m/4000rpmを発生。
燃料はハイオクを使用し、実燃費は「7.5~9.5km/L」とこの手のモデルとしてはまずまずといったところ。
ミッションには「5速AT」が採用され、スムーズなギアチェンジが可能。
駆動方式には「FF駆動方式」が採用され、室内空間に配慮されたクルマづくりが行われています。
走りの特徴として、ボディの重量による車自体の安定性や走行時の直進安定性が十分に感じられる一台という印象です。また、最小回転半径5.5mと旋回性能も高いことから、道幅の狭い市街地なども快適に走れるスペックを持っています。
充実した安全機構、走行時の安定性からオープンカーでも「安全なクルマ」という印象を覚えるあたりがさすがボルボといったところです。
クーペカブリオレモデルということでエンジンを回してガンガンにスポーツ走行を楽しむというよりも、「北欧独自の内外装を楽しみながら優雅にドライブする」という趣旨の方がこのクルマには適していると言えます。また、4シーターモデルのため、家族や友人達と乗って楽しめるクルマという普通のオープンカーとは一味違った魅力があります。
「オープンでも安全で快適なドライブがしたい!」・「おしゃれなオープンカーで家族・友人・恋人とドライブを楽しみたい」といった方には大変オススメなクルマとなっています。
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