【愛知本部店】コンパクトスポーツカーのイタリア代表〈アバルト500〉

今回、ご紹介するクルマは〈アバルト500〉です。

アバルトという名は、バイクのレーシングライダーとして活躍し、のちにモータースポーツファンを虜にした〈フィアット500〉の生みの親カール・アバルトの名にちなんで付けられたもの。そんな彼のレーシング魂を継承し、現代のフィアット500をベースに様々な改良が加えられて新たに誕生したこのクルマ。従来モデルにターボエンジンや5速マニュアルミッション、ベースモデルよりも拡大されたエアインテーク採用など、様々なスポーツ要素が取り入れられました。

フォルクスワーゲン・ニュービートルやBMWミニのようなレトロ・ルックなデザインが採用され、ポップでかわいらしい外観が印象的です。

カラーは、Grigio Campovolo(グリジオ・カンポヴォーロ)”という、明るいソリッドグレー。アバルトのシンボルカラーが採用されており、周囲にアバルト魂を主張できる魅力的なカラーです。

ターボ車になったことで、タイヤはフィアット500より1インチ上がった195/45R16サイズを履き、サスペンションもベースモデルより強化。これにより、足回りの耐久性向上はもちろん、安定したコーナリング姿勢を保つバランスの良いシャーシに仕上がっています。

後ろに突き出たリアルーフスポイラーやディフューザーと一体したリアバンパー、デュアルエキゾーストパイプ採用などにより、割とスポーツ色強めな印象のリアエンド。しかし、台形型の可愛いらしいリアビューがそれを柔和し、やはりポップさが感じられる外観に仕上がっています。

先ほどから、随所にちりばめられたこのサソリのマーク。これは、カルロ・アバルトの誕生月の星座に由来しています。イタリアの熱い情熱とクラフトマンシップを象徴するアバルトのシンボルマークです。

コンパクトにまとまったクルマとして、居住スペース確保がされていない印象を持たれがちですが、トランクを開けてみると意外にも確保されたラゲッジルームが目に入ります。

内装を見てみると、ヘッドレストまで一体化されたレッドカラーのレザースポーツシートが目立ちます。イタリア特有の大人スポーツが感じられ、ドライバーの気分を高めてくれます。

また、ボディと同色カラーに塗られたインパネ周りが外装との一体感を演出しています。

日本でも運転しやすいように右ハンドル車で、アバルトのシンボルであるサソリマークを中央に構えたステアリングが特徴的です。また、メーター系は、BMWと同じオレンジに輝き、視認性の高さが伺えます。

後部座席も用意されておりますが、イタリア特有の後部座席という印象です。日本では「ルパン三世の愛車」として広く認知されているこのクルマのベースモデル〈フィアット500〉の面影が見て取れます。

搭載されているエンジンは、1.4L直列4気筒DOHC16バルブICターボエンジンの「312A1」。最高出力135ps(99kW)/5500rpm・最大トルク18.4kg・m(180N・m)/4500rpmを発生させ、車両重量1110kgと軽量なボディには十分なパワー。2~3000回転くらいから効き始めるターボの加速感が病みつきになり、思わずアクセルを踏み込みたくなります。また、アクセルを踏み込んだ時の太くて官能高いエキゾーストノートも魅力的で、高回転で引っ張りたくなること間違いなしです。これらは、スイッチ一つで切り替わる「スポーツモード」のボタンを押すと味わうことができます。

燃料はハイオクを使用し、実燃費は11~14km/Lとコンパクトスポーツカーとしてまずまずといったところです。

ターボとの耐久性を考慮し、ミッションは「5速MT」を採用。ショートストロークでスムーズなシフトチェンジが可能です。また、扱いやすいクラッチが印象的でMT初心者でも安心して運転することが可能です。

駆動方式はFF駆動が採用されています。

今回ご紹介した車は、コンパクトスポーツのイタリア代表〈アバルト500〉。

長年にわたってモータースポーツファンに愛され続け、このモデルではターボによるパワーUP・足回りの強化・扱いやすいミッションなど、様々な改良が加えられました。さらに、こちらのクルマは専用の「エッセエッセキット」が盛り込まれている特別車で、よりスポーツ走行を楽しんでいただけるモデルとなっております。

イタリアの情熱が注ぎ込まれた〈アバルト500〉をぜひ、体感してみてはいかがでしょうか。

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